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2025.09.08

外国人の方が日本で困ることって?


母国を離れ、遠い異国の地「日本」で生活する外国人の方は
たくさんの不安や孤独を感じているケースがほとんどです。

そこで今回は、外国人の方が日本で生活する上で困っていることや、
不安に感じることなどをご紹介いたします。

外国人の方に寄り添い、少しでも安心して生活してもらえるように
理解することが大切です。


①言葉の壁
言わずもがな、もっとも大きな課題のひとつは、言葉の壁です。
日本語を話せない人にとっては、食料品の買い物、医者への受診、公共交通機関の利用など、
日常的なタスクでさえも大変な経験となってしまいます。
言葉の壁は、公的な手続きや書類にも及びます。
政府の書式、契約書、法律文書のほとんどは日本語でしか入手できません。
十分な語学力がない外国人は、重要な書類作成を理解し、完了させるために、
友人、翻訳アプリ、専門家のサービスに頼ることになりがちです。
これには時間がかかり、ストレスもたまるのはいうまでもありません。

②社会に溶け込むこと(社会的統合)
日本は同質的な社会で知られ、強い文化的規範が社会的な相互作用を支配しています。
そのため外国人が日本に溶け込み、受け入れられていると感じるのは難しいかもしれません。
多くの外国人居住者は、とくに他の外国人居住者と交流する機会が少ない地方に住んでいる場合、
孤立感や孤独感を感じていると報告しています。

③差別と固定観念
日本は一般的に安全な国ですが、外国人住民の中には差別や
いやがらせに近いことを経験する人もいます。
これは公共交通機関でじろじろみられたり、避けられたりするような
微妙な自覚なき差別(マイクロ・アグレッション)から、
住居や雇用の機会を拒否されるようなあからさまな差別までさまざまです。

④住居・保証人の問題
日本に住む外国人にとって、適切な住居をみつけることも大きな困難となります。
多くの家主は、コミュニケーションの問題や文化のちがいを懸念して、
外国人の入居者に賃貸することをためらっています。
最近では外国人が増えていることもあり賃貸市場も変化してきている側面もありますが、
まだまだ偏見は残っているのは事実です。
また、親しい日本人の友人や家族がいない外国人にとって、保証人を見つけるのは難しいことです。

⑤雇用に関する課題
日本ではとくに労働力不足に直面している多くの産業において、
外国人労働者に次第に門戸を開いてきてはいますが、
多くの外国人は安定した高収入の仕事をみつけるうえで、依然として障壁に遭遇しています。
また多くの企業が少なくとも「会話レベルの日本語」を要求するため、語学力は重要な要素です。

⑥医療と保険
医療を利用することもまた課題です。日本にはよくできた医療制度がありますが、
言葉が十分に話せなかったり、制度になじみがなかったりすると、
その制度を利用するのは難しいこともあります。
英語を話せるスタッフがいる医療施設は、とくに大都市以外では限られていることが多いです。

⑦文化的適応
多くのひとがその独特な文化に惹かれて日本を訪れますが、実際にその中で生活するのは難しいです。家に入る前に靴を脱ぐ、厳格なリサイクル規則に従ってゴミを分別する、
公共交通機関では沈黙を守るなど、日常的な習慣は大きな適応を必要とすることがあります。

さらに、間接的なコミュニケーションスタイル、面子を保つことの重要性、「義理」の概念など、より深い文化的側面を外国人が完全に理解するのは難しいかもしれません。こうした分野での誤解は、社会的摩擦や疎外感につながることもあるようです。

参照:ガイダブルジョブズ

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